病は気から

病気

10年近く親しくしている友人とこの間、久しぶりに会うことができた。某有名セレクトショップのバイヤーをしたり、アクセサリーのデザインをしたりと、まさに、右脳人間な彼女は、会うたびに直感的なことを助言してくれたりして、左脳人間な私にとって有難い友人である。また、職業柄、彼女に会えば、今のトレンドを感じ、知ることができ、まさに目の保養なのである。地方で子育て中の私は、トレンドから遠いところに位置しているため、鮮度のよい野菜や魚は簡単に手に入る一方、旬な世の中の情報、流行についてはなかなか手に入らない。

彼女は相変わらず美しく、更に洗練されていたが、開口一番今の仕事の悩みを話し出した。今の職場では、上司同僚との会議もないばかりか、朝の挨拶、帰りの挨拶もないのだという。下手をしたら、1日誰とも口を聞かない日があるという。作り話のように聞こえるかもしれないが、お腹がぐーっとなる音が聞こえるくらいな職場なのだという。そんな会社が世の中にあること自体がおかしいのだが、それはさておき、彼女は母親にもその悩みを打ち明けていた。母親は、ある老夫婦の例を話してくれた。定年退職した老夫婦だが、夫は毎日ジムに通い、健康に気を使っている毎日を送り、妻は社交ダンスなどのサークルに入り、周りの人とのおしゃべりを楽しみ、ふれあいを楽しみにする毎日を送った。結果、夫は先に亡くなり、妻はまだ元気にしているという。彼女の母親は、「人と話す」ことの重要さを彼女に伝えた。元教師であった彼女の母親は、教育上の「話す」ということの大切さも十分に認識していた。実際、彼女は、顔面が痙攣する症状が現れ、病院へ診察に行ったが病院から出された薬の効用が強いことに疑いを抱き、処方していない。彼女の病を治すのは、生身の人間とのコミュニケーションをすることなのは間違いない。

病院で医者から病名を伝えられ、入院した途端に容体が一気に悪化することが多くある。入院するまではあんなに元気だったのに、なんで?と思うことが多々ある。それは、自分が病気になってしまったことに対して気持ちが受け入れるができず、結果治療に対して懐疑の気持ちが生じ、効くはずの薬も効かないことがあるからだと思う。しかし、逆にいうと、病を治すのも、気持ち次第だということである。よく笑うガン患者は、そうでないガン患者に比べて治癒するケースが多いというのはよく言われている。遺伝子レベルで病気になりやすいかどうかを検査することまでできる時代になったが、一番大切なことは、気持ちだと思う。

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