ゴミを食べる牛 セネガル

ゴミを食べる牛 セネガル セネガル

セネガルに初めて行ったとき、最も衝撃を受けたのは、この写真にもあるように、大量のゴミだ。写真の牛は、放置されたゴミ山の中で、食べ物を探している。乾季になると、草が生えないので、動物は食料に困り、ゴミ山の中にある食べ物を選り分けて食べようとする。がしかし、近寄ってよく見ると、ゴミも食べている。ゴミの大半は、ビニール袋、プラスチックなどの土に還らないゴミで、牛の体内でも当然消化されず、蓄積するものである。そして、人間がその牛の肉を食料として食べる-人間の体内にもプラスチック破片が蓄積される。ゴミの食物連鎖。

他の発展途上国と同じく、セネガルも、ゴミの焼却施設が圧倒的に不足しており、ゴミの大半が埋め立てである。だが、正直、勝手にゴミを廃棄しているような気がしてならなかった。人口が増え続けるダカールのゴミ問題は、この先セネガルにとって大きな問題になるのは間違いない。

世界を見てみると、フランスでは2017年にプラスチック製レジ袋の禁止を宣言した。アフリカでは、ケニアが同じく2017年に、ポリ袋禁止令を宣言した。

https://www.jetro.go.jp/biznews/2016/04/d5e9eacf8467d701.html

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/09/post-8389.php

セネガルはフランスの旧植民地であり、セネガルではフランスからの輸入品が大変多い。経済的にも政治的にもフランスとは未だに深いつながりがある。フランスの環境政策が、セネガルにも波及してくるのも時間の問題か、と思う。

このゴミを食べる牛を見たとき、プラスチック製品をこれ以上地球に蔓延させたくない、と思った。包装資材業社としての立場からいえば、汎用性が高く、価格が安いプラスチック製品を売らないのは、日本では死活問題になってくる。それでも、これ以上売りたくない、これが一個人としての本音である。日本は、プラスチックごみはリサイクルされていて、単純にプラスチック=悪 とは言い切れないが、セネガルのようなリサイクルどころではない発展途上国では、間違いなく環境汚染の一因になっている。

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