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category: セネガル

セネガル バオバブの旅 その1

category: セネガル
更新:2018/11/27

バオバブ買付に、セネガルへ出張してきました。日本からは直行便がないので、パリ経由か、イスタンブール経由、ドバイ経由が主な航路になります。前回はイスタンブール経由でしたが、今回はパリ経由で行ってきました。

セネガル渡航前に

セネガルには、黄熱病、マラリア等といった蚊を媒介とする伝染病があります。黄熱病は、特別な治療法がないため、予防接種を受けることが望ましいとされています。セネガルは、イエローカード(黄熱病の予防接種を受けたという証明書)必須ではないものの、奨励されていますので、予防接種を受けてから渡航します。摂取自体は、日本の主な都市でやってますので、簡単にできます。

マラリアは、万が一現地でかかっても、薬を飲めば治るとされている病気です。日本では、予防薬を買うことはできますが、輸入品でかなりお高いです。今回は、パリ経由だったので、パリで買えたら買おうと思っていました。が、パリ市内の薬局では、処方箋がないと買えないということで、あきらめていたところ、CDG空港の薬局でも聞いてみたところ、処方箋なしで運良く購入することができました。日本で買うよりはずっと安く買うことができました。

こちらがマラリア予防薬です。

渡航する前日から、滞在中、滞在後も飲むようにと書いてあります。ただし、肝臓に負担がかかるようで、肝臓に問題がある人は医者に相談してから処方するのがいいです。

黄熱病も、マラリアも、蚊に刺されなければ問題ない病気ですので、蚊対策は万全にして行きました。室内用の蚊避けスプレー、体用の蚊よけスプレー、長袖長ズボン(蚊よけのカーディガンなど、専門のものも市販されてます)は必須です。

ダカール到着

パリからダカールまでは約6時間。あっという間です。

エールフランスの、とってもおしゃれな機内安全ビデオに目が釘付けで、本当にあっという間でした。

到着が夜だったので、到着後はそのままおとなしくホテルに直行して、翌日から行動開始です。

こちら、ホテルの部屋から見た景色。

こちら、ダカールのダウンタウンの様子です、この日が丁度イスラムの祭日にあたる日だったので、人影がほとんどありません。が普段はとても活気があります。

そんな中、偶然開いていたお店が、偶然とても綺麗なお店でした。フランスの旧植民地だったせいなのか、クロワッサン、バゲット、エクレアなど沢山あります。もちろん、現地では高級店に入りますが。

ショッピングセンターはさすがに開いていて、そこでバオバブジェラートを発見しました。

味は、、、甘すぎました。。。残念。。セネガルは、普通のご飯は美味しいのに、なんでデザートになるとこんなに甘くしてしまうのだろうと、毎回思います。特にドリンクは、何を飲んでも甘いです。セネガル人の友人いわく、甘くない飲み物はセネガルにはないよ!だそうです。

ゴレ島

祭日で何もできなかったので、ゴレ島に行ってきました。ゴレ島は、昔奴隷貿易の拠点となった、奴隷を収容した島です。今は世界遺産にもなり、観光地になっています。

ゴレ等には、船で行きます。

ゴレ島見えてきました。

島は小さく、歩いて回れるくらいです。早速、大きなペリカン発見。

人間慣れしてるから、ちっとも逃げないんですねー

奴隷が収容されていた跡地です。アフリカで捕獲された人たちを、ゴレ島に一旦収容してから、欧米諸国へ船で輸送されたそうです。ガイドさんがいて、どういったことがあったかを丁寧に説明してくれます。

収容所は、男性、女性、子供など各部屋にわかれていて、小さな窓がわずかに一つ開いているくらいの狭いところに、沢山の人が収容されていたそうです。写真ではわかりにくいのですが、現地を見ると、こんな小さいところに、何十人もの人が、押し込められていたかと思うととても胸が痛みます。もちろん、手足伸ばして寝ることなんてできません。また、ゴレ島から一旦欧米諸国へ売られてしまうと、二度とアフリカの母国には帰ってくることはできませんでした。家族で収容された場合も、家族全員違う国へ売られてしまうため、二度と会うことはできなかったそうです。

こちら、女性の部屋です。

こちらが、船で運ばれるときの最後の通路です。帰らざる扉と言われています。

こちら、奴隷をこのような鎖などで縛っていたそうです。

広島の原爆資料館のように、生々しい写真や物はないですが、そこにいるだけで、辛くなります。帰らざる扉の向こうの海はとても綺麗ですが、いたたまれない気持ちになります。

南アフリカ元大統領のネルソン・マンデラは、ゴレ島にきて、実際に奴隷が収容された部屋に一人こもり、出てきたときは、涙を流していたそうです。他、オバマ元米大統領等、著名人も多く訪れています。筆者も、子供が大きくなったら、もう一度連れていきたいと思います。何よりの平和教育、差別偏見に対する教育になるのではないでしょうか。

ゴレ島は、とても美しい町です。花、緑がたくさんあって、ダカールとは正反対な印象を受けました。

ゴレ島の、バオバブの木。日陰を作ってくれますね。

次回は、ダカール他、バオバブのことをお話したいと思います。どうもありがとうございました。

バオバブパウダーオンラインショップ

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