すべての病気は、腸からはじまる

腸内細菌、食物繊維、Tレグ、免疫暴走、免疫暴走のブレーキ、免疫力 便秘

すべての病気は腸からはじまる。

この言葉は、なんと遡ること紀元前に生きた、医学の父と言われる、ヒポクラテスの言葉です。

紀元前から、腸の健康が体の健康だということに気づいていたとはすごいことですが、普遍的なことは、時代に関わらず共通ということですね。

理化学研究所は、腸内細菌の研究をされていることで有名ですが、気になる記事を病院の待合室で発見したので、以下共有したいと思います。

長年食べ続けてきたものの影響で、腸内の菌の種類が変わる

赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときには腸内はほぼ無菌といわれています。生まれてくるときに、お母さんの産道で赤ちゃんの腸に菌が入ります。こうして、お母さんの菌が赤ちゃんに伝播します。

また、日本人の腸内には、海藻類を分解する酵素を持っている人が多く見られます。

それは、海藻についている菌が、生の海藻類を長年食べ続けてきた日本人の腸内に伝播したからだといわれています。

それに対して、欧米人でその酵素を持っている人はほとんどいなかったという報告があります。最近は欧米人でもそういう人が見つかるようになったそうですが、長年食べ続けてきたものの影響で、腸内の菌の種類が増えるということはあります。もちろん、人によって違いはあるそうです。

腸内細菌は免疫力の助けになり栄養も産み出す

大雑把にいえば、腸内細菌がいないと、全身にある免疫細胞は働く必要がないので発達しません。それぞれの細胞の表面にある上皮細胞がほころんだとすると、病原菌は勝手に腸壁の中に入ってきてしまいます。

そのとき、戦う力や武器(つまり、免疫力、免疫機能のことです)を前もって用意しておかないと、病原菌をやっつけられません。そのトレーニングを日々、腸内細菌で行っています。

腸には、体内の免疫細胞の7割が大集結しています。腸の中には、免疫細胞の”戦闘能力”を高めるための特別な訓練場が用意されています。その訓練場では、腸内細菌が免疫細胞が正常に動くように助ける働きをしています。

また、腸内細菌叢を形成している菌は、腸に最適化してすんでいるので、病原菌が入ってきたときに排除してくれる働きもします。さらに、我々が自分の体ではつくれない必須アミノ酸やビタミンを菌叢がつくってくれます。その栄養素は腸から吸収されて、血液とともに全身に運ばれるのです。

つまり、腸内細菌は、免疫細胞を助け、協力し、さらに栄養まで供給してくれます。

食物繊維が、免疫細胞の暴走を防ぐ鍵!?

今、世界中で急増し、日本でも急増しているアレルギーや自己免疫疾患。体を守るよう腸でしっかり訓練されているはずの免疫細胞が「暴走」し、本来攻撃する必要のないものまで過剰に攻撃してしまうという異常が現代人の間で増えているようです。

免疫細胞の中には、外敵を攻撃する、”攻撃役”と、その逆の”ブレーキ役”があることが明らかになってきました。

ブレーキ役の免疫細胞は、”Tレグ”と名付けられていますが、そのTレグが、ある腸内細菌の働きによって腸内で作り出されていることが明らかになりました。

なんと、この腸内細菌は、食物繊維を餌にし、”酪酸”と呼ばれる物質を盛んに放出し、その酪酸が免疫細胞に、「落ち着いて!」というメッセージを送ることで、Tレグに変化する、ということが明らかになってきました。

日本の伝統的食事は、食物繊維が大変豊富に含まれていました。しかし、近年の食生活の欧米化で、食生活が激変し、食物繊維摂取量が激減していくなかで、アレルギーや自己免疫疾患のような、これまでなかった病気が起こるようになりました。

つまり、日本の伝統的食事がいいなら、食事を全て昔からの和食にすればいい、ということになりますが、伝統的和食、つまり、根菜煮物、海藻類の煮物など、和食は下ごしらえや料理に時間がかかるものが多いです。

筆者自身もですが、小さい子供を持っているお母さんで、昼間働いていたりすると、食事の準備は短時間であればあるほど助かります。筆者は、食事の準備に時間をかけるより、子供と遊ぶ時間を作ってあげるほうが、子供にとって良いのではないかと思っています。子供も、小さいうちは、お母さんが背中を向けてキッチンに立っていると、泣いたりする子多いですよね。

なので、手軽に栄養がとれるものは、今の日本人の生活には非常に効率的で合っている、と思います。

スーパーで出来合いのお惣菜、時短のソースやインスタントフードを買うよりは、無添加で工業生産されていない、ピュアな野菜や果物そのものから栄養をとるほうがよっぽどいいです。

そんなわけで、バオバブは、忙しくても効率的に体にいいものを摂りたい人には向いているものと思っています。

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