母乳には完璧な栄養があるのか?

育児

前回の、授乳中、カフェインは摂ってもいいの?に続き、母乳は本当に赤ちゃんにとって完璧な栄養なのか?を考えていきたいと思います。

前回同様、下記の本を参考にしております。

参考図書:科学的に正しい子育て  森田麻里子著

母乳には赤ちゃんにとって完璧な栄養が含まれていて、粉ミルクよりも良い、と聞いたことがある、思っている方多いのではないでしょうか?

筆者も、母乳に勝るものはない、と思っていました。

なので、一人目が産まれたときは、母乳をできるだけあげたかったのですが、いかんせん、第一子だったからか、授乳姿勢が悪かったのか、母乳だけでは量が全く足りず、早々とミルクもあげていました。

がしかし、そうともいえないことが、分かってきたようです。

2017年の日本外来小児科学会では、母乳栄養の赤ちゃんの75%がビタミンD不足であるという研究結果が発表されました。

ビタミンDが不足すると、骨の変形や成長障害を起こす「くる病」という病気になることがあります。

くる病は戦後間もない時期によく見られましたが、その後減少し、20年前にはほとんど確認されていませんでした。

しかし、ここ10数年で再び患者が増えているのです。

母乳は赤ちゃんにとって沢山のメリットがありますが、実は完璧な栄養というわけではありません。

もともと母乳にはビタミンDとビタミンK、鉄分が足りないのです。

それでも、母乳で育つ子供は昔から沢山いたはずです。

なぜ、最近になって、くる病の子が増えてきているのでしょうか?

これには、アレルギーを恐れた食事制限や、日光浴の不足が影響していると考えられています。

例えば、離乳食が始まっている赤ちゃんであれば、ビタミンDを食事から摂取することができます。

ビタミンDは魚やきのこ、卵に多く含まれています。

アレルギーを防ぐために卵などの食品の摂取を遅らせることは、現在推奨されていません

また、赤ちゃんの日光浴で紫外線を浴びることもとても大切です。

紫外線は、皮膚に当てることでビタミンDを作り出すという大切な役割があります。

上記からも分かるように、大切なことは、

  • 離乳食は遅らせないこと。
  • アレルギーを恐れて卵などの食品の摂取を遅らせないこと。
  • 紫外線を怖がりすぎず、適度な日光浴をさせること。

ではないかと思います。

下の子は今のところ完母で育てているので、離乳食をあげるときは上記のことを意識して、できるだけ日光浴を挿せようと思います!

授乳中、妊娠中の便秘にバオバブをどうぞ