バオバブはインフルエンザにも効く!?
前回に引き続き、またもや、バオバブの驚きの働きを証明した海外の論文を紹介します。
前回は、バオバブに含まれる水溶性食物繊維の働きによる、コレステロール低下、体重増加抑制についてお話しました。
今回は、なんと、バオバブがインフルエンザウイルスに対しても効果があるという、驚きのお話です。
セネガルでは、バオバブは赤ちゃんから高齢の方まで、風邪ひいたとき、熱があるとき、お腹の調子が悪いときなど、とりあえず、何にでも効く食べ物として食べられているそうです。私が出会ったセネガル人のほとんどは、身体にいいというより、美味しいからという理由で食べてましたが 8-O 確かに、気候が暑いときは、酸味のあるさわやかなバオバブの味はとても合います。
バオバブが欧米を中心に注目されるようになったのは、つい最近のことです。それまでは、現地の人は、バオバブがそこまで身体にいいものだとは知らず、昔から食べているからという理由で、国民食の一つとして消費されてきました。なので、バオバブの8割は廃棄されているという、大変もったいないことになっていたのだそうです。
バオバブはヨーロッパのノベルフード(簡単にいうと、EUとして正式にバオバブの安全性を保証したということです)として認定を受け、その栄養価の高さから、欧米ではスポーツ選手をはじめ、オーガニック、ナチュラルフードを好む人を中心に徐々に浸透してきています。食物繊維はじめ、ビタミンC、カルシウム、カリウム、マグネシウム、ポリフェノール、アミノ酸等多くの栄養素が入っていますが、それ以外に、抗ウイルス性、特に、インフルエンザウイルスを弱めるという効果があることが、ある論文によって実証されました。カナダのコロンビア大学の教授が発表しました。
実験は、バオバブの葉、種、実を数種類の溶液に抽出し、抽出した溶液にインフルエンザ等のウイルスを添加しました。その結果、葉、種、実全ての溶液が、抗インフルエンザの働きを持つという、驚くべき結果になりました。
一番数値が高かったのが、バオバブの葉でしたが、種、実も、効果があると認められる数値になりました。
将来、ひょっとしたら、インフルエンザの薬として、バオバブが使用される日がくるのかもしれません!
出典:https://academicjournals.org/journal/JMPR/article-full-text-pdf/0E833CC14752
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