バオバブパウダーの摂取はコレステロールの上昇と、体重増加を抑制
バオバブに関する様々な研究はまだとても少ないですが、日本食品保蔵科学会誌に、バオバブに関する学術論文を発見。
バオバブフルーツ粉末摂取は高コレステロール負荷食を与えたラットの体重増加と血清コレステローツ濃度の上昇を抑制する
引用元:https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010871356.pdf
難しそうに書いてありますが、ラットに、①通常の食事②高コレステロールの食事③高コレステロール+バオバブパウダー入りの食事の3種類を与えて、体重増加量と血液中のコレステロール値を検査する実験を行ったところ、
体重増加量は、①〜③の中で、バオバブパウダーを摂取した③のラットが最も体重上昇が抑制されていた!!
理由としては、バオバブパウダーの約30%を占める水溶性食物繊維により、脂質の吸収抑制及びエネルギー摂取抑制の結果、体重増加抑制に至ったと考えられるそうです。
また、血液中のコレステロール値を測ったところ、
コレステロール濃度は、バオバブパウダーを摂取した③のラットが、摂取しなかった②のラットよりコレステロール値が低下していた!!
理由としては、バオバブパウダーに含まれる水溶性食物繊維により、ⅰ食事中コレステロールの腸管壁への移動が遅延 ⅱコレステロールと水溶性食物繊維とのイオン結合・水素結合によるコレステロールの吸収効率低下 ⅲ水溶性食物繊維がゲル状になり水と混ざり難くなったことで、脂質成分のミセル化阻害(脂質の吸収阻害)によるコレステロールの吸収低下 ⅳ胆汁酸(コレステロールから合成される)が水溶性食物繊維に吸着し、排泄が促進され結果的にコレステロールプールが減少 があげられるそうです。
ラットの糞の分析を行ったところ、バオバブパウダーを摂取した③のラットの糞にはコレステロール値が最も高かったそうですよ。
以上のことから、バオバブパウダーは、高コレステロール血症予防のための機能性食品として利用可能であることが明らかになった。
引用元:https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010871356.pdf
バオバブパウダーは、便秘にいいだけじゃなくて、コレステロールを下げ、さらに体重増加の抑制にも効果があることが、科学的に証明されました。(対人間ではないですが)
年末年始は、美味しいものをついつい食べ過ぎてしまう方、多いと思います。
かくいう筆者も、1日中、お酒を飲んでおせちやお雑煮、おつまみを食べてすごしていました。
お雑煮も、お正月は格別美味しいような気がします!
でも、おせちもお雑煮も、実は食物繊維はあまり入ってないせいか、年始は便秘になるという人、実は結構いたりします。
2019年も、健康で病気にならないように、毎日の食生活にバオバブを取り入れて、病気の予防を!!