Take Action To Stop War

バオバブの木

Baobab ak…

“Ak”とはセネガルの現地語であるWOLOF語(ウォロフ)で「and」の意味。

発音は「アック」。

Baobab ak…に続けたかった言葉は平和、でもまだセネガルは平和とは言えない部分がある。

 

治安がいいと言われている国セネガル。

首都の繁華街に、夜中10時過ぎに日本人女性が一人で歩いても危険ではない国はアフリカの中ではそんなに多くない。

敬虔なイスラム教徒が多く、毎日決まった時間にお祈りをする人は多いが、異教徒が飲酒をする事には寛容で、飲んでいる人への対応も変わらない。

おもてなしを意味する現地語“テランガ”という言葉のもと、知人が連れてきた相手に対して大量の料理でもてなしたり、

 

そんなセネガルにも紛争がある。1982年から続くセネガル国と独立軍との内戦。

現状は停戦中となっているものの、日本の外務省は独立軍が多いカザマンス地方への渡航を禁止している。

実際に2018年5月3日には武装した独立軍と思われるグループに流通の要になるカザマンス地方の橋を爆破され地元漁師が死亡する事件が起こった。

独立軍は、資源が豊かなカザマンス地方はセネガル国から独立するべきと訴えているため、まだしばらくは対立が続くのだろう。

そういった背景の中、バオバブ生産者をとりまとめるPierre(ピエール)さんは、自身がバオバブパウダーやバオバブオイルの販売を続けた事で、独立軍の兵士が戦いをやめてバオバブの収穫や商品の生産を職業にしてきた人を何人も見てきた。独立軍を批判するわけでは決してないが、就業先がないために独立軍に入隊する若者もいる。

バオバブという何千年も前から生きている樹木も、平和のために自らのフルーツを差し出しているようにみえる。