3つのウンチ力
運転中、何気なくラジオをつけたら、ウンチ博士と呼ばれている、辨野(べんの)先生が便についてお話されていた。(これ以上ないマッチングの名前ですね)
辨野先生は、国立研究開発法人 理化学研究所 産業連携本部 イノベーション推進センター 辨野特別研究室、特別招聘研究員をされている方(これ以上ない長い役職名ですね)で、おなかプロというブログもされていて、腸の専門家、すなわち便の専門家でいらっしゃる方です。テレビやラジオなんかによく出ていらっしゃるらしく。
その辨野先生が、3つのウンチ力が大切とおっしゃっていた。3つのウンチ力とは、
1.うんちを作る力
2.うんちを育てる力、菌を増やすこと
3.うんちを出す力、インナーマッスルをつけること
であるという。
- うんちを作る力とは?
うんちは、口から入った食べ物が、食道、胃に入り、大腸、小腸を通って、最終的に肛門から排出されます。
腸内で、水分が吸収され、うんちとして大腸で貯められます。ウンチの大元は、食べ物ということになりますが、いかに身体にとっていいもの、負担のないものをとるかが、いいうんちを作る力になるかと思います。よく言われるというか、実感としてご存知な方も多いと思いますが、肉ばかり食べた日の翌日のウンチは、野菜を多めに食べた日と比べて、色だったり、硬さだったり、においが違いますよね。
2. うんちを育てる力、菌を増やすこととは?
うんちは80%が水分、20%が固形成分でできていて、その固形成分の半分が腸内細菌でできています。つまり、10%が腸内細菌なのです。
腸内細菌は、食べかすが一番のご馳走であり、食べかすは腸内細菌を育てる大地です。
しかし、腸内細菌には悪玉菌、善玉菌、日和見菌(何もしないで見てるだけの菌。人畜無害というやつでしょうか)があり、食生活が欧米化して、偏りが出てくると、悪玉菌優位の腸内になります。
反対に、食物繊維がたっぷりな食生活になると、善玉菌優位な腸内になり、いいうんちが育てられることになります。
3. うんちを出す力、インナーマッスルをつけることとは?
便秘の人は、運動が嫌いな人が多いそうです。
本来生物は食べた残りかすを排出するのが当たり前なのですが、人間だけが溜め込むそうです。動物は、うんちを貯めてしまうと、体臭がきつくなり、敵に見つかったりして、自らの命を危険にさらすことにつながるため、本能で排出するようになっているそうです。
うんちを出す力、つまり、大腸の周りの筋肉が極めて低下している場合、便秘になります。歳をとると便秘の人が増えるのは、加齢に伴い、大腸の筋肉が衰えるためです。また、長く入院していると、かなり便秘になってしまいますよね。
筆者も、車社会に住むようになってから、圧倒的に運動量が減ったと実感しております。都会にいると、なんだかんだ、家から地下鉄まで、地下鉄のながーい乗り換えなどで、いやがおうにも歩かされています。
更に、子供が小さいと、ジムになんて行ってられません。その時間があったら、仕事や家事に回したいです!
なので必然的に運動不足になりますが、会社のトイレが和式なので、わりと腹筋が使われて、洋式よりも足の筋肉もつくしいいなと思っています。
高齢の方は、和式トイレは難しくなりますが、洋式よりも足腰に力が入るため、筆者も最初は嫌でしたが、今は筋力のためにも和式トイレはいいと思っています。
以上、3つのウンチ力が大切なのですが、バオバブを食べることによって、1と2のうんち力は上がると思います。
食物繊維が成分の半分以上占めていて、且つ、天然成分なので、身体に優しく、吸収されやすいです。
スプーン一杯で、ごぼう一本分の食物繊維が取れるバオバブ。是非おためしください。