“無添加”は本当に安全か?
先日、地元の相談薬局(調剤薬局)さんのところで、”学べるランチ会”という、食品の安全性、栄養等についてのセミナーを受講してきました。
相談薬局というのは、どこの町にもあるかと思いますが、医者に行っても症状が良くならないとか、医者に行ってもどこも悪くないと言われるのに体の具合がどうもおかしいとか、色々な悩みを抱えた方が訪れるところです。
大手チェーンのドラッグストアでは取り扱いのない様々な健康補助食品、漢方等を処方してもらえるのはもちろん、何より、体の悩みを多角的な観点から相談に乗ってくれます。
筆者も、もともとは大手ドラッグストアでしか薬を買ったことがなかったのですが、相談薬局というのを知ってからは、ちょっとしたことが聞きたいとき、知り合いの病気について助言を聞きたいときなど、かなりお世話になっています。お医者さんに行くと、通常は、診療時間は1分から3分くらいで、薬を処方して終わり、こちらが不安に思うことがあっても、なかなかゆっくり相談に乗ってくれるようなところは多くないかと思います。
なので、相談薬局というのは貴重な存在であると思っています。
前置きが長くなりましたが、こちらの相談薬局の薬剤師さんは、長年色々な方の体の悩みを受けてきた経験から、薬で治すのではなく、その人の食生活を細かく見ていかないと、根本の治療にはならないと感じたことから、食生活についてのセミナーを始められました。
今回は、食品添加物について勉強したことを共有したいと思います。
みなさんは、スーパーなどで加工品を買うとき、裏ラベルって見ていますか?
セミナー受講者11人中、必ず見ているのは筆者含めて半数くらいでした。半数の人は、見ずに買っていることになります。
傾向的に、高齢の方のほうが、ラベルを細かく見ていない方が多いようです。
筆者は、必ず裏ラベルを見て買っていますが、よく、”化学調味料無添加”という言葉が書かれているものを見たことがあるかと思いますが、これって、本当に安全?と思ったことはないですか?
上の写真は、よくあるスナック菓子の食品ラベルを例にしたものですが、添加物は、斜め線(/)で区切って、原材料に書いてあるとのことなのですが、写真の中で、食品添加物に該当するのは、斜め線以下の、調味料(アミノ酸)、香料、カラメル色素の3つだそうです。
それより前の原材料は、”食品”として分類されるわけですが、その中で、”たんぱく加水分解物”というのがありますが、これって添加物には入らないですが、どうやって作られているか、ご存じでしょうか?
なんと、、、古くなった肉(廃棄用のものだそうです)などのたんぱく質を、塩酸で分解して作られているそうです。
ちなみにこちらの写真がそうなのですが、においは、かなり強かったです。
いやー、これは正直ショックでした。。。。無添加=安全と思いこんで、某メーカーの鳥ガラスープの素などを買っていましたが、、そういうのにも、ちゃっかり入っているものです。。
無添加だから、100%安全とは言えないですよね。。
もちろん、ほかのものよりは良いのは間違いないですが、無添加という言葉を信じこむのはどうなんだろうと考えさせられました。
次回は、取り過ぎると危険な食品添加物についてピックアップしたいと思います。
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